
廃プラスチックからエネルギーを創出

CFP Groupでは、油化装置の研究・開発を行っており、マテリアルリサイクルに適さない廃プラスチックも「油化」という技術でケミカルリサイクルすることができます。
廃プラスチックを油化することによって各種燃料として使用できる「生成油」を得ることができます。
熱分解油化装置

[CFP油化装置が選ばれる理由]
- 自社特許技術(還流技術)により油種をコントロールすることができます。
- 排熱やオフガスを再利用しているためランニングコストを低く抑えることができます。
- 反応釜に蓄積してくる残渣を抜き出すことができるため長期間連続運転することができます。
- 触媒を使わないため触媒の交換、再生等の手間がかかりません。
[CFPの油化装置を導入することのメリット]
- 年間で3,500tの廃プラスチックから3,500kLの生成油を製造
- 生成油で発電することによる売電収益
- 生成油で発電された電力で非FIT非化石証書取得
- 生成油を市販燃料の代替とすることにより、CO2の排出量を削減
- 産業廃棄物量と処理費用の削減
- 産業廃棄物を削減することで最終処分場の延命に寄与
特徴 | 内容 | |
---|---|---|
油化装置 | 適した原料 | PE(低密度、直鎖状低密度、高密度、超高分子、架橋)、PP、PS |
適さない原料 | PET、PVCなど | |
処理能力 | 10 t/日 | |
生成油 | 性状 | 灯軽油相当 |
用途 | ・ディーゼル発電機の燃料 ・油化装置燃料 ・ボイラー、フォークリフトの燃料 ・重機の燃料 など | |
オフガス | 性状 | メタン、エタン、プロパン、ブタン等の可燃性ガス |
用途 | 油化装置燃料 |
廃プラスチック油化システムフロー
油化装置導入のメリット
研究・開発
油化装置の潜在的な可能性を探るため多岐にわたる研究をしています。
・各種油化原料の油化試験
・生成油の分析
・熱分解プラスチック油化装置の研究・開発
分析の依頼(有料)はこちら

導入事例
CFP嵐山工場
設備 | 廃プラスチック油化発電設備 |
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油化設備 | 4,000kg/日 |
生成油用途 | 発電機燃料、油化装置燃料 |
オフガス用途 | 油化装置燃料 |
南アフリカケープタウン油化設備(2015年10月完工)
プロジェクト | JICA第1回民間提案型普及実証事業 (契約期間2016年9月30日まで) |
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設備 | 廃プラスチック油化発電設備 |
前処理 | 洗浄機、粉砕機、押出機 |
油化設備 | 500kg/日 |
発電機 | 150kVA |
場所 | 南アフリカ共和国 ケープタウン市 ケープタウン市クライフォンテイン廃棄物処理施設内 |
マレーシア ジョホール州
プロジェクト | HHI Waste to Energy Project |
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設備 | 廃プラスチック油化設備 |
前処理 | 押出機 |
油化設備 | 4,000kg/日 |
発電機 | 500kW |
場所 | マレーシア ジョホール州 |
生成油用途 | 発電機燃料、油化装置燃料、フォークリフト燃料 |
オフガス用途 | 油化装置燃料 |
油化試験機
設備 | 廃プラスチック油化設備 |
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油化設備 | 100kg/日 |
生成油用途 | 発電機燃料 |
その他 | バッチ式、試験機 |
動画集

国内だけでなく、海外にも目を向け、南アフリカ・インドなど環境問題が深刻な地域にも積極的に油化ビジネス普及活動を展開しています。
CFP Groupは美しい地球を守るために、そして限りある資源を未来に残すために循環型リサイクルの実現を目指します。
