防災訓練に参加しました

CFP Group:株式会社CFP発

先日、地域の防災訓練に参加してきました。
この訓練は、家庭・自治会・防災関係機関などが
一斉に行動する総合防災訓練でした。

今年7月の西日本豪雨災害の
被災地はまだまだ完全に復旧しておらず
復旧活動が進められています。

今回の防災訓練は
大雨特別警報が発令されたという想定で実施されました。

訓練では
土嚢作り、避難所のダンボールの間仕切りの設置訓練、
AED訓練、給水タンク、炊き出し体験等でした。

特に、ダンボールの間仕切りは初めて実物を見ることができました。
DSC_0020.JPG

予想以上に厚みがあり、重さもあり、組み立てるのは
けっこう体力やコツが必要なようです。
慣れるまでは大変そうだな、という印象でした。

もし自分が被災して、心も体もヘトヘトな状態で
この組立作業を行うとなると
かなり難しいように感じました。
こういう時にボランティアの方のご協力があれば
本当に有り難いのだろうなと、改めて思いました。

そして、この間仕切りは
避難所でプライベートな空間を持つことがきで
心の平穏に役立つとても良いものだということも
心から感じました。

そして心肺蘇生、AED体験にて
救命士の方が仰っておられたのは
「まずは安全の確保をしてください」ということでした。
目の前に救助が必要な方がいる時に
しっかり周りを確認して
いかに冷静な判断をできるかどうかが
大切なことなんだと思います。
そのためにも、こういった訓練で少しでも経験しておくことが
重要だと思いました。
DSC_0022.JPG

最後は炊き出し訓練でした。
これは前日から町内会の婦人会の方々が
炊き出し用のお味噌汁を用意してくださっていたので
参加者で並んで一人一人いただきました。
温かいお味噌汁は、被災した人の心をホッと和ませてくれるものだと思います。
ですが避難が長期化したら、毎日並んで食事をいただくのも
とても大変なことだろうと思いました。

今回の訓練を通して
「もし自分が被災したら・・・」ということを具体的に考える機会となりました。

皆さんもぜひ、こういった防災訓練が近くで開催される際には
一度参加してみてください。

企画管理部