マレーシア 油化プロジェクトのご報告

CFP Group:株式会社CFP発

マレーシア ジョホールにて進行中の油化プロジェクト、
無事試運転が終了し、本格稼働が始まろうとしています。

このプロジェクトは
2014年9月3日に廃プラスチック油化装置の供給契約を締結したものであり、
弊社にとって記念すべき初の海外民間企業に対する油化装置の輸出となりました。

先月実施した試運転では4,000kgの廃プラスチックから
平均して4,065リットルの生成油を採油することに成功しました。
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採油された油はディーゼル発電機の燃料として使用され、
発電された電力は工場の電力に使用されます。
順次ステップを踏んでゆき将来的には
16,000L/day(今の4倍の処理能力)の処理を考えているという事でした。今後油化装置のオペレーションは油化装置を導入頂いた企業様のオペレーターに委ねられます。
そのため、オペレーターの教育・育成も私たちの大切な役目でした。

マニュアルの編成も自分たちで行い、勉強会を開催しました。
トラブル発生時の対処法も入念に指導します。
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マレーシアは、アジアの中でも急速に経済が発展しており
それに伴って大気汚染やCO2排出量の増加など様々な環境問題も起きています。

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そんな環境問題の一部として
廃棄物の削減はマレーシアの取り組むべき大きな課題となっており、
マレーシア国内でも年々関心が高まっています。
昨年からは弊社の油化装置が設置されているジョホールを含め
一部の州でゴミの分別が本格的に始まりました。

このジョホールに設置された弊社の廃プラスチック油化装置の稼働が
マレーシアの人々のリサイクル意識の向上に
少しでも貢献できることを願っています。企画管理部 小田